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劇団、本谷有希子 第四回公演


〜あらすじ〜


 とある海に囲まれた半島。
 自分達が住んでいる場所を「復活の丘」と呼び、来るアーマゲドン(世界清掃の日)のために動物のつがいを集め、「ノアの箱舟計画」という怪しいプロジェクトを目論む三人の若者達と、彼らがリーダーと崇める行方不明中の男の娘。
 この一派がある大規模なテロに関わっているのではないかと踏んだ政府は、黒人を人質に取り島への上陸を断固拒み続ける彼らに対して、他の住人達を全て非難させ、外部からの立ち入りも一切禁止する厳戒体制を敷く。
 ところが娘の喘息の治療のため都会から一大決心をして島に引っ越して来たばかりの夫婦や、「ゴースト」と呼ばれる謎の反対勢力、出世欲を出し不法侵入してきたローカル誌の記者などが邪魔をし出し、彼らの箱舟計画の雲行きは怪しくなり始める。
 依然としてテロの主謀犯と見られているリーダーは誰の前にも姿を見せず、性衝動を押さえつけられた反動から次第に壊れていく若者達を尻目に、心を開かない娘は一人義務的なAV鑑賞に明け暮れる日々。
 それぞれの思い込みや勘違いによりどんどん事態は悪化し、ついに政府は強硬手段に出ると宣言するのだが・・・・。 


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