シオミ

鳥海愛子(とりうみあいこ)

世野シオミ

出演作品

大人計画『ヘブンズサイン』、『ふくすけ』
劇団、本谷有希子第一回公演
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

本谷との関係・・・・専門学校時代のクラスメイト

一言・・・・・・・・「よろしくお願いします」

本谷から・・・・
鳥海さんは、あたしが演劇の学校で女子から地味ーな嫌がらせを受けていた時、同じ18歳ということで一緒に喋ったりしてくれた数少ない友人です。 でも今になってよく考えると、それは単純にあたしサイドの人間、つうか「あなたも友達いなかったんじゃないの?」と思います。なぜなら彼女は自分では気付いていませんがとてもいっぱいいっぱいの女の子で、愛情をくれない相手に対して敏感に反応し、あっという間に心を閉ざすからです。両親から何かされていたのでしょうか?「本谷と仲良くしたら、あんたもみんなで無視する」とクラスの人から電話がかかってきた時に、「ごめん。あたし、あっちにつくよ。だって本谷、一人じゃん」とチョコボール食べながら、すっごく普通に言ってきたことを今でも覚えています。「何だろ、この人」って思いました。「チョコボールいるかどうか一回くらい聞いてよー」って思いました。まあ、前回も出てもらってるんだけどね。


コメイチ

弁田勤(べんだつとむ)

世野コメイチ

出演

黒テント『Kan-Gan』『夕日の老人ブルース』
遊園地再生事業団『おはようとその他の伝言』
フラクタル『馬鹿が背広でやってくる』『小磯家の人々』、等
関係・・・・スカウト

一言・・・・「まあ、頑張ります(あ、台詞が多くて困ったぞー)」

本谷から・・・・
フラクタルってとこの芝居を観た時に、「コメイチの役どうしようかなあ」と思っていて、終わった後に駄目元で誘ってみたらオーケーを頂きました。面識ないのに声をかけてきたあたしをなんか怪しんでたみたいで、「劇団、本谷有希子?何だよ、それ」って感じでした。いつものことです。まだニ回しか会ったことないんですけど、稽古後なんて速攻で帰ってしまわれて、あたしには「人間怖いよ苦手だよ・・・・」って怯えているようにも見えて、本当はちっちゃいハムスターだったらいいと思いました。丸い中入って走れ!と思いました。けどそれなのにこんな恥ずかしいこと(演劇)やってるってのが、どうも納得いきません。世の中捨てて山にこもりたそーな、ひまわりの種大切に齧りそーな目してるのにね。


ネリコ

倉澤愛(くらさわあい)

世野ネリコ

出演

宮沢章夫プロデュース『alt.』『カウントダウンイベントalt.下北沢ダンシングオールナイト』
遊園地再生事業団『おはようとその他の伝言』
ユーロスペースレニマ『黒アゲハ教授』
文学座小林勝也氏演出『オトギゾウシ』

関係・・・・共演者

一言・・・・「公演が終わった後も本谷さんと友達でいられるかどうか不安です」

本谷から・・・・
ええと彼女は知る人ぞ知る、ダミー本谷こと赤ブラちゃんです。前回の悩殺写真にやられた男子も多いでしょう。素敵な体をクラブの便所で惜しげもなく披露してくれました。もうこの人、ほーんとセクシー。漂ってるのー、エッチな空気が。この色気でまだ二十歳だじぇー?この先どうなるの?谷間?コメントで公演後のあたしとの仲を心配していますが、彼女も女友達あんまいないんだって。つってもあたしとは全然質の違う、「彼氏取られちゃいそう」系だと睨んでおります。たまーに二人で飲むのですが、大人なバーでマスターみたいな人に「愛さん、いつものですね?」って言われてた時には、まじビビッた!なーにーそーれー。ものを知ってる聡明なお嬢さんだと思いきや、実は家が江戸時代から代々続くお医者さんの14代目だったり、いいの?こんなの出てて!?ってね、心配。うどんとか食べたりする の かなー?


ミツコシ

宮崎陽介
(みやざきようすけ)

ミツコシ

出演

コンテ・ポンテ・ラボラトリー
『ライフ・アフター・パンクロック』
『インスタントポルノグラフィ』
『タンデム』
僕AREA『ON AND ON』『ハッシッシ』
関係・・・・スカウト

一言・・・・「久利生さんのような、違った角度から事件を斬る検事になりたいです」

本谷から・・・・
彼、今回のあたしの仕掛けたトラップ。今まで自分がやってきた周りにはあまりにもいそうでいなかったタイプ。好きな漫画ジャンプ、絶対。クラスで言ったらリーダー。サラリーマンで言ったら金太郎。とにかく全力、アメリカ倒しちゃうかもよ?って勢い。何がそこまでさせるかねえ。でもいやあ、素直で羨ましい、実際。あたしなんてカメラの前でピースできませんから。ごはん食べて「まいうー(うまい)」なんて言えませんから。大人ですよ、かなり。今回おかまの役でお願いしたら「本谷さん。この役っておすぎとピーコならどっちですかね?」って一生懸命聞いてきて、「ええと、・・・・じゃあおすぎで」って答えといたけど、そんなの使い分けれんの?っていうか、上のコメントもまた微妙ー!久利さん?検事になりたい? 役者なのに?役者なのに?とりあえず二回突っ込んどく。あーん、もっと分かるの書 いてくれよー!


マルエ

種田茜(たねだあかね)

内田マルエ

出演

特になし。

関係・・・・学校のクラスメイト。

一言・・・・「バイトしたくない。早く結婚したい」

本谷から・・・・
種田さんも鳥海さんと同じ、学校の同級生だったんだけど、途中で来なくなったり、かと思えばやっぱり来たり、お母さんに髪の毛緑色に染めてもらったり、今そのこと言うと「ムカツくよ!」って怒って柿ピー投げたり、何だろう、とても怖い女です。本気で殺されると思ったことが何度か、振り回されないように包丁隠し持ってお風呂入ったことが何度かあるような気がします。世の中、特に自分に対して常に絶望的なことばかりおっしゃっるので、あたしはいつも「でもおっぱいでかいんだからいいじゃん」と慰めるのですが、そうするとまた小銭を投げつけて怒るんだわ。前に彼女の家に泊まりに行った時、鳥海さんが鏡の前で眉毛抜いてて、それ見た種田さんが「その抜いた眉毛!まさかカーペットの上に落としてるんじゃないよねえ !?」って叫んだことがあって。でも鳥海さんは馬鹿だから全部落としてたの。で結局「・・・・・ごめん、探すよ」って言って一時間ぐらい黒いカーッペットの上に散らばった眉毛探してる鳥海さんを目にしたことがあります。残酷なグリム童話です。本当なんで出演依頼したかと言うと、「死ぬ気ね」の台本書くときに種田さんの不安定さにかなりヒント貰ってたりしてて、あたしの中でマルエはもろ彼女だったから。ぴったりだと思ったから。素敵な演技するしね、実は。


チタザワ

坂元大地(さかもとだいち)

チタザワ

出演

MASTERS
『モンキートレイン』、『ココナッツ』、
『ダブル』、『トカレフ』、『スネイク』

関係・・・・・スカウト。

一言・・・・「(いっぱい書いたの、わーって消して)笑わせたもん勝ち!九州の実家から父と母が観に来るらしい。やべーな」

本谷から・・・・・
一年以上前、チラシ買いして観にいった劇団でやってた役者さんです。なんか上手いんだけど、その上手いところが逆にすごい笑えてしまって、来ていただいたんですが、こないだの初読みでもかなりおかしかった。本人真面目で、また腹からいーい声出すのね。意識してやってないってとこがポイント。この人も宮崎さんと同じ、仕掛けておいた第二トラップです。ってかあたし用。稽古中、何度爆笑させてもらえるかっすね、もう。顔が卑怯だから。まだあんまり知らないから分かんないけど、礼節を重んじる匂いがする人です。紳士。でも毒。毒紳士。


ノブコ

増村友見(ますむらゆみ)

駒井ノブコ

出演

劇団消しゴム『迷路』
劇団プリモウラ『そんな不条理な』
ケシュ・ハモニウム『百兆億』
関係・・・・スカウト

一言・・・・「新しい世界に踏み出してみようと思います。強くなりたいです。足引っ張っても許して下さい。私は成長します」

本谷から・・・・

増村さんもたまたま芝居観にいって。何だ、あたし結構観てるのね。でも最近はさっぱりです。彼女はがさがさした雰囲気が今回お願いした役に合っていたので来てもらいました。初めて会った時に「私のどこがよかったんですか?」って聞かれて「なんか濡れてないところが・・・・」って答えたら、後で製作の宮本さんに「あんな言い方、失礼だよ!やらしいよ!」と怒られました。なんでー?潤ってないってことじゃんかー。日本語、難しいよ。でも濡れてなさそなこの子、まだ19だと言うことである意味、感心。役者として得ね。・・・・でもってやっぱりまだよく知らないから何て書けばいいのか分かんない。うーん、しょうがないから彼女の出演作品でも見てコメントしようしよう。劇団消しゴム。・・・・消しゴムかあ。劇団なのに消しゴムなんだ、としか言いようがないよう。応援したいけど、「消せー!すっごい消せー!」としかエール送れないよう。うう、ごめんねごめんね。新しい世界なんか、多分あたし招待できないっての。


オキオ

井苅智幸
(いがりともゆき)

駒井オキオ

出演

ナイロン100℃『ビフテキと暴走』
宮沢章夫プロデュース『alt』、『alt.2』、
『alt.3』、『alt.specialissue』
ポカリン記憶舎『フラボン』
中村靖日監督作『CUT』
浅野晋康監督作『クロイツェル』
99年日本ハムファイターズ入団テスト参加

関係・・・・共演者

一言・・・・「売れたい。そろそろ売れたい」

本谷から・・・・
井苅さんとは舞台と映画で二度共演?させてもらって、二人で絡む役とかしてて、つうか映画であたし馬鹿ギャルで、主演だったこの方と性交してて、どうかと思います。あんあん言ったよー、何回も。井苅さんもおうおう言ってたし。で、「早く売れなきゃあ」みたいな話も少ーししてて、そんで前回の旗揚げ公演やった時に「もー!本谷さん、なんで俺誘ってくれないんすかー!」とかって言ってたから、今回当て書きして誘ったのに「・・・・うーん?まあ、やり、ます」みたいな返事が来て、すっごい不安でした。間に何があったのでしょか?大人の社交辞令だったのでしょか?やる気あんのかないのか微妙な表情で顔合わせ来たし。登校拒否児が久しぶりに学校来たー、みたいな佇まいでした。でも遊ぶ場所を見つけると、がんがん遊んでくれる人らしいので、もうちょっと様子を見ます。フランクに見せかけてあ!バリアってタイプですね、他人と。いや、あたしとだけなのかしら?


わーわー

有坂大志(ありさかだいし)/いろいろ


出演・・・・特になし。

関係・・・・応募。

一言・・・・『裸蟲社』という自主映画製作チームの長です。求職中です。

本谷から・・・・
前回公演を見て、あたしに接触をはかってきた猛者です。でかくて怖いのですが、自分が人にどう思われるかをとても気にする人で、そんなことを気にしてる己をまた気にする、みたいなループ地獄に嵌まっているのではないかな?と睨んでます。彼は以前にあたしにとても困ったことをして、怒らせたお詫びにと、その日も14万で買ったジャケットを3千円で質屋に売って電気代を払ったところだというのに、焼肉をごちそうして下さいました。たらふく食って「ところでこのお金はどうしたのですか?」と聞いたところ、「献血に行ってきたのです」とお答えになりました。あたし、他人の血を売った金で肉をいただいたの初めて。・・・・まあ食事中、顔色やけに青いし、いくつか注射の 跡が見えたので、ちょっと「そうじゃないかな?」と思っていたのですけど。あたし、外道です。すみません、有坂さんは心の優しい巨人です。

南加絵(みなみかえ)/いろいろ


出演・・・・インディーズムービーフェス第二回グランプリ山口洋輝監督作『グシャノビンヅメ』
      杉浦昭嘉監督作『RETURN』

関係・・・・ナンパ

一言・・・・「『滝』命です。知る人ぞ知る『滝』の名所、他人に言っちゃいたくないぐらいの『滝』どころを是非ワタシに、こっそり教えて。必ずお返事します。したたかなキューティガール本谷有希子嬢の企みに参加できて本気(マジ)光栄です。昼飯二食抜いて舞台観ろー。あと2001年と2002年の瀬戸際、12月31日と1月1日の間のカウントダウンで、人がいっぱい出るイベントを考え中。俺もヤッテヤル、アタイはヤルゼとゆう熱い血汐の参加者募る!」

本谷・・・・
チラシには江川さんで載っけちゃったけど、ええと南さんも前回公演終了直後、あたしに声をかけてきて下さって、その後デートに誘ってきた女子です。ちゃんと演技が出来て、アコムのCMとか出てる人なのに躍らせてる予定で申し訳ないっす。いくつか振り付けをしてもらうことになってます。そう、今回はややダンサブルな舞台。あたしも踊りたいのですが、またしても残念ながらキャストとして出演できません。でもいい踊りを南さんが考えてくれることでしょう。期待してちょうよ。

文イラストともに、手抜きですまんね。でもどうしても後の方、疲れてく るのよ。だって 10人ってすごいよー。




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